クリアファイル制作がSDGsにつながる!おすすめのノベルティ素材を紹介
展示会やイベントで配布するクリアファイルを、他社とは違うものにしたいと考えている方は、環境に優しい素材を選んでみてはいかがでしょうか。
いま世界的に注目を集めている「SDGs」に則った、サステナブルな素材や環境への負担が少ない新素材を使用したクリアファイルなら、エコに力を入れている企業のPRに最適です。
今回は、上記3つのポイントを中心に、「SDGs」を考えながら他社と差別化できるクリアファイル向けのノベルティ素材について紹介します。
類似の内容を掲げたミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs)はSDGsの前身で、成果や未達成のまま残った課題を元にブラッシュアップしたものが現在のSDGsです。
発展途上国はもちろん、先進国も含めたすべての国の人々が積極的に取り組むべきとして、日本国内でもさまざまな機関・企業が独自の施策を実施しています。
SDGsは飢餓や貧困など人間社会の課題解決に向けたものだけではなく、海洋資源や陸上資源の保護、保全、回復、持続的な利用など、環境問題に関する目標も多く掲げられています。
そのためリサイクル業界以外の企業も、エコなノベルティを制作することで、自社の商品・サービスとともにSDGsへの取り組みもPRできるのが特徴です。
ただし、実際にSDGsを訴求するときは、公式のルールを遵守する必要がある点を理解しておきましょう。
ノベルティ作成でSDGsを訴求するときの注意点として、次の2点が挙げられます。
SDGsのロゴマークを自社のホームページやノベルティに表示したい場合は、国際連合広報センターの「SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン」に従う必要があります。
ガイドラインは、たとえばロゴマークやアイコンを使用するときの、画像表示に関するルールなどです。
SDGsのロゴマークは円形の「ホイール」と、17のゴールそれぞれを表した「アイコン」があり、いずれも形や色などの改変は一切禁止されています。
配布されている状態のままのものを使用するか、印刷等のためにモノクロでアイコンを使用することが認められているのみです。
また、商業目的でロゴマーク等を利用するときは、国連本部の担当窓口に事前申請が必要となります。
企業がノベルティにSDGsのロゴを入れる場合は、以下のいずれかの対応が求められるでしょう。
・商業目的で申請が必要:自社商品などの販促、ブランディングなど
・申請は不要:SDGsの普及目的や、自社のSDGs関連活動をPRする場合など
このように、使用目的によっては企業、団体、個人を問わず申請なしでロゴマークやアイコンの利用が認められています。
自社のケースはどちらなのか、判断が難しい場合は国連本部の担当窓口に問い合わせるか、ノベルティには印刷せず自社ホームページでのみ使用すると安心です。
自社ホームページに表示するときも、会社のロゴと並べて表示してはならないなどのルールがあるため、事前にガイドラインをチェックしておきましょう。
SDGsへの取り組みをPRするうえで気を付けなくてはならないのが、「SDGsウォッシュ」あるいは「グリーンウォッシュ」になっていないか、です。
SDGsウォッシュとは、「SDGsへ取り組んでいることをPRしているが、実態はそれらしい活動がなかったり、事実を誇張して宣伝したりしていること」をさします。
もとは環境問題への取り組みを実態よりも過剰にPRすることを非難した、「グリーンウォッシュ」が由来です。
たとえば自社ホームページで環境問題への取り組みをPRしているにもかかわらず、具体的な取り組みの発表や活動実績がない場合は、世間からSDGsウォッシュと指摘される可能性があります。
ノベルティでSDGsへの取り組みをPRするときも、使用する素材や製造・配布時の環境への負担などを考慮して、実態のあるSDGsを目指すことが大切です。
使い勝手が良く、デザインにもこだわれるノベルティの代表的な存在が、クリアファイルです。
幅広いターゲットに配布できるメリットもあるうえ、実は使用する素材の選び方次第で、いま話題のSDGsにもしっかり取り組めることをご存じでしょうか。
かさまーとで作成できるクリアファイルの中には、SDGsへの取り組みに力を入れたい方に最適な商品もあります。
そこで、実際にかさまーとで取り扱い中の、環境に配慮した素材4種類を紹介します。
再生プラスチックのみで製造された素材を使用した、エコ商品の代表的なクリアファイルです。
再生素材を使用することで、限られた資源の更なる消費や環境負担を軽減できます。
また、プラスチック再利用100%のクリアファイルは、通常の半透明に近いクリアファイル素材よりも、透明度が高いメリットがあります。
プラスチック素材の使用を控えたい方におすすめのノベルティが、代わりに紙を使用したクリアファイルです。
紙の特性上、水に弱いデメリットは避けられませんが、一方で不透明な特徴を活かしてセキュリティ重視の書類の持ち運びに使えるなど、メリットも多く挙げられます。
とくに海洋プラスチック問題への対策に力を入れている企業や団体の方に、おすすめのノベルティ素材です。
かさまーとの「エコペーパーファイル」は、ファッション雑誌の表紙などでおなじみの用紙、マットコート110kgを採用しています。
しっかりとした厚みがあるので、書類保護目的としても安心して活用できます。
マットコート紙は発色が良く、ペンで書き込みもできる用紙のため、さまざまな用途やデザインに向いている点も魅力です。
かさまーとの「ストーンファイル」は、RBDと呼ばれるタイプのストーンペーパーを採用しています。
板紙のようにコシが強い特徴があり、しっかりと書類を保護してくれます。
ストーンペーパーとは違う素材で差別化をはかりたい方や、日本らしい素材で海外にPRしたいインバウンドの方におすすめのノベルティ素材が、ライスレジンです。
ライスレジンとは、お米由来の新しい素材です。
飼料としても使えない米(食用に適さない古米や、メーカーで発生する破砕米など)を使用しており、最近は赤ちゃんが安心して遊べる玩具用の素材としても注目を集めています。
ある程度のプラスチック素材も使用されていますが、お米を主原料とすることでプラスチックの配合率を抑え、環境に配慮できるのがメリットです。
かさまーとの「ライスレジンクリアファイル」は、お米混合率20%のものを採用しています。
通常のプラスチックと同じ耐久性や耐水性があり、100%国内素材の米を使用しているため、新素材にもかかわらず供給が安定しているのも魅力です。
SDGsというと難しい目標ばかりのイメージがありますが、中には企業規模を問わず取り組めるものも複数あります。
まずは簡単に始められる取り組みとして、ノベルティの素材選びから、環境に配慮したものを意識してみてはいかがでしょうか。
かさまーとは、こちらで紹介したように環境に配慮したノベルティの素材を複数取り扱っているため、ご興味のある方はぜひ一度ご相談ください。
弊社は明治時代に創業してから145年以上の間、印刷のプロとしてさまざまな手法・素材に挑戦することで、時代ごとのニーズに応えられる技術と知識を磨いてきました。
Japan color認証制度取得により、色の再現度を高く評価されているため、エコ素材でもデザインのクオリティに妥協することなくノベルティ制作をお任せいただけます。
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