イラスト全面印刷のクリアファイルは自作できる? 印刷会社に依頼する?

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イラスト全面印刷のクリアファイルは自作できる? 印刷会社に依頼する?

せっかく画面いっぱいにデザインを作成しても、クリアファイルに印刷したとき、周りに余白ができてしまうと迫力は半減してしまいます。

イラストを全面印刷したクリアファイルを作成するには、印刷会社に依頼する方法がありますが、一方でコスト削減のために自作を検討したい方も少なくないでしょう。

 

  • ・全面印刷したクリアファイルは自作できる?
  • ・オリジナルクリアファイルを自作する方法とは
  • ・自作する場合と専門業者に依頼する場合の違い

ここでは上記3つのポイントから、イラストを全面印刷したクリアファイルの作成方法についてご紹介します。

全面印刷のクリアファイルは自分で作れる?必要なものは?

結論からいうと、イラストを全面印刷したクリアファイルを自分で作ることは困難です。

オリジナルクリアファイルを家庭で自作すること自体は、不可能ではありません。

 

もっとも簡単にオリジナルクリアファイルを自作する方法は、専用の素材を購入して、レーザープリンターやインクジェットプリンターで印刷する方法です。

大まかに分けると、以下のとおり2つの作り方が挙げられます。

  • ・直接印刷する方法…専用のクリアファイルを購入して直接プリントする
  • ・シールを貼る方法…透明なシール状の用紙に印刷し、既製品に貼り付ける

 

直接印刷する方法の場合は、通販で購入できる「印刷できるクリアホルダー」や「オンデマンドクリアーホルダー」など、専用のクリアファイル素材が必要です。

シールを貼る方法を利用する場合は、文具店などで販売されているOHPフィルムや透明ラベルと、貼り付け用の既製品クリアファイルを用意します。

 

どちらの方法も、使用する素材はレーザープリンターやインクジェットプリンター専用のため、ある程度はきれいに印刷されます。

このように自宅にプリンターがあり、印刷さえできればクリアファイルを自作することもできますが、どうしても用紙の端までは印刷できません。

 

一部のプリンターは端まで印刷できることを売りにしていますが、本体代金や専用インクが高かったり複雑な設定が必要だったりと、誰でも必ず全面印刷できるわけではありません。

多くの方が自作に求める「手軽に安く作ること」からかけ離れています。

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自作するデメリットと専門業者に依頼するメリット

自作するべきか専門業者に任せるか、オリジナルクリアファイルの作成方法を決めるときは、デメリットも把握したうえで検討しましょう。

 

オリジナルクリアファイルを自作するデメリットは以下のとおりです。

・イメージどおりのデザインや色味を再現できない
・素材によってはすぐにデザインが消えてしまう
・薄くて強度が弱い場合があり、長く使えない
・クリアファイルに全面印刷できない
 
オリジナルクリアファイル

プロ用の印刷機を使用する場合と比べると、やはり印刷精度はおとります。

色味の再現はもちろん、インクジェットプリンターを使用したときは細部のデザインが潰れることも珍しくありません。

 

家庭用プリンターを使用するため安くできるように見えますが、実際は専用のクリアファイル素材を使用しなければならず、思ったほど安くならないことが大半です。

百均にも売っている通常のクリアファイルを使用した場合はインクが定着しにくく、デザインがすぐに消えてしまううえ、専用の素材でも薄くて強度に欠けます。

 

また前述したとおり、専用のプリンターを持っていても手軽に全面印刷できるわけではないため、人によっては設定の段階で諦めてしまうこととなります。

よって下記のような場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。

  • ・デザインの色味を確実に再現したい
  • ・丈夫で長く使えるオリジナルクリアファイルが欲しい
  • ・クリアファイル全面にデザインを印刷したい

 

専門業者はクリアファイルのPP(ポリプロピレン)素材への印刷を想定したプロ仕様の印刷機を使用するため、細かなデザインも色味もきれいに再現できます。

市販のクリアファイルと同等の厚みを持つ素材も使用できることから、丈夫で長く使えるオリジナルクリアファイルが作成できます。

 

何より最大の特徴は、誰でも注文するだけでクリアファイル全面にデザインを印刷できることです。

全面印刷のクリアファイルを依頼する際の注意事項

専門業者に全面印刷のクリアファイルを依頼する際は、データの作り方に注意しましょう。

 

注意事項は、以下のとおりです。

  • ・解像度は原寸で300dpi以上
  • ・印刷位置を把握したうえで絵柄を考える
  • ・塗り足しをきちんとおこなう

 

解像度

フォトショップなどペイント系ソフトでデザインをおこなうときは、原寸で解像度が300dpi以上あることが推奨されています。

小さい画像を引き延ばして使用すると解像度不足によってドット絵のように見えたり、ぼやけたりした仕上がりになるため、適切な画像素材を用意しましょう。

 

クリアファイルは開いた状態で印刷するため、表と裏の絵柄がつながったデザインも可能です。

表から裏にかけてつながっている絵柄にするときは、センターの折り目の位置がきちんと中央にきている必要があります。

 

また、裂けどめと指かけ部分に重要な絵柄や文字が入らないように注意してください。

  • ・裂けどめ…接着部分の上にある切り込み
  • ・指かけ…上部にある半月状の切り込み

 

全面印刷のデザインで忘れてはならないのが、塗り足しの存在です。

端の絵柄が断ち切りとなるデザインを採用する場合は、印刷範囲の外側まで絵柄を描く「塗り足し」が必要です。

 

デザイン時は背景の絵柄と主要キャラクターのイラストを別々に作成して組み合わせる方法が一般的ですが、まれに片方の塗り足しを忘れたまま仕上げていることがあります。

バックの色ベタには塗り足しがあるが、キャラクターイラストには塗り足しがないまま原稿データを専門業者に送ると、中途半端な余白が生まれる原因となります。

 

かさまーとでは、「自分でデザインを作成できない」という方や、「デザインがきちんと正しく作れているか自信がない」という方のために、それぞれ以下のサービスをご用意しました。

 

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前述のとおり、家庭用プリンターでクリアファイルを自作すると、本体価格や専用の素材代で思ったよりも高額なコストがかかります。

更にクオリティや耐久性の問題があるため、プレゼントや販売目的でクリアファイルを作成したい方にはおすすめできません。

 

安く手軽にオリジナルクリアファイルを作成したい方こそ、専門業者への依頼が最適です。

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弊社は明治時代に創業して以来、145年以上にわたって印刷のプロとして多種多様な素材を取り扱うことで、確かな技術と知識を磨いてきました。

こまかな絵柄の再現はもちろん、Japan color認証制度取得により色の再現度も高く評価されているため、繊細な写真を使用したデザインの印刷もお任せいただけます。

 

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